2024年2月

院長のつぶやき(68):21

 

<「心房細動」を発症>

 

おはようございます。正月元旦早々、能登半島に巨大地震が発生しました。また、次の日の2日には、海保機と日航機とが衝突・炎上すると言う大事故が起き、波乱含みの2024年の幕開けとなりました。

 

今年は私にとっても突然の病災が襲ってきました。それが本日のつぶやき「心房細動」です。

 

先月26日に、それまでの4日間ほぼ毎日雪かきに追われていました。26日当日も雪かきを始め、「今日の雪はちょっと重いな」と思いつつやっていたのですが、10分もしないうちに、急に動悸がしだし、体がだるくなり、立ち眩みみたいな症状がでて、とても雪かきをやれるような状況ではなくなりました。

 

玄関先でとりあえず横になりましたが、とてもこれ以上続けられないと、家の中に入り、ソファーで休むことにしました。

 

脈を診てみると、脈が速くなったり遅くなったりと不整脈の症状が出ていました。妻から「病院にいったら?」の助言を受け、病院に送ってもらうことにしました。

 

病院では、心電図を取り、なぜか点滴を受け、レントゲンやエコー検査、採血や採尿などいろいろな検査を受け、脈を整える薬を注射され約2h安静にしていました。

 

その結果、脈も落ち着いた段階で病名を「心房細動」聞かされ「やっぱりか」と思いました。

40年前に、不整脈が出たことがありましたが、こんな症状ではなく、ただ脈が乱れていただけであり、病名もはっきり聞かされてはいませんでした。

 

今回「心房細動」と言うことで、血栓ができやすくなり、脳梗塞の不安があるため、血液をサラサラにする薬(エリキュース)を1か月間飲むように言われました。

 

インターネットで調べてみると、高齢で男性で飲酒等が「心房細動」のリスクを高めるとのこと、すべて当てはまります。

 

日本人で「心房細動」になる人は、2001年で約70万人いて、「心房細動」のリスクを高める要因の1つに加齢があることから、高齢化社会を迎え、今後ますます増えていくことが予想されるそうです。

 

 

これで私も「1病息災」の仲間入りをしたので、この病気と上手に付き合い、息災で生きていこうと思います。