2023年9月

院長のつぶやき(63):91

 

<車検を諦める>

 

おはようございます。

9月になっても暑い日が続いています。「春の来ない冬はない」と言いますが、「秋の来ない夏はない」であってほしいと思います。

 

さて今日は、車検を諦めたお話です。

私の車は、トヨタのヴォクシーですが、約8年前に約7万㎞走っていたものを中古で買いました。今年で約16万㎞乗っており、20万㎞走って乗りつぶそうと考えていました。

 

8月に車検が切れるため、整備工場に相談して、7月に車検整備をすることとしました。

 

車検費用を見積してもらったところ、約30万円ぐらいかかるとのこと、過去2回の車検も約20万円ぐらいかかっていたので、車も古くなり、約16万㎞も走っていたので、「30万円ぐらいかかっても仕方がないかな」と思っておりました。

 

ところが整備工場で細部点検したところ、もっと深刻な事態になっておりました。後輪付近の錆がひどく、ブレーキオイルが漏れる可能性があることがわかりました。

 

整備主任曰く、「このまま車検を通すことはできるが、車検後に錆びたところから、いつオイルが大量に漏れ出すかは、保証はできない。明日かもしれないし、1年後かもしれない」と。

 

しかも「この症状が出た時には、ブレーキが効かなくなり、重大な事故につながりかねない」と。しかし、「大量のオイルが漏れる時には気付く」とのこと。私としては、20万㎞で乗りつぶすつもりでいたので、今回車検を取って、その症状が出てから対応して大丈夫と考え、そのまま車検を取ることをお願いした。

 

その日の夕食時、妻にこのことを話すと、妻曰く「車検は、やめたほうがいい。そんな不安な状態では乗らないほうがいい。別な方法(買替)を考えたほうがいいのでは?」とアドバイスしてくれた。

 

その日一晩考えた末、次の日の朝いちばんに整備工場へ、「車検をしない旨」のFAXを送り、車検を諦めた。

 

後日、さっそく中古車セールに行き、妻がこのような時のために貯えていたヘソクリで、2代目ヴォクシーを買い、新たな車生活が始まった。安心感が全く違うことを実感している。

 

今現在、2代目ヴォクシーを運転している時、「あの時、あのまま車検を諦めずに、旧ヴォクシーに乗り続けていたら、はたしてどうなっていただろうか」と、ふと思う。

 

 

改めて、妻の助言とヘソクリに心から感謝している。(これでまた妻に頭が上がらなくなったかな・・・?)