2023年2月
院長のつぶやき(56):2月1日
<黒ニンニクを作る>
おはようございます。10年に1度の寒波が襲来し、日本全国すっぽりと冬型の気圧配置に包まれ、寒い日が続いています。体調に気を付け、コロナとインフルエンザに負けないようこの冬を乗り切りたいと思います。
さて今日のつぶやきは、体調維持に良いと言われる「黒ニンニク」についてです。
私は3年以上前から「黒ニンニク」を作っています。娘婿から勧められたのがきっかけです。
もちろんにんにくの効用については、アメリカでは”食品の王様“とも言われ免疫力UPに効果があることや、古来中国では滋養強壮薬として重宝がられていたことなど知っていましたが、何分あのニオイがあり、どうしても敬遠する傾向にありました。
しかし、娘婿に「黒ニンニクにはそれほど嫌なにおいはなく、作るのは簡単だ」との話を聞き、始めて見ました。
作ってみて、なるほど作り方はいたって簡単で、ずぼらな私でも簡単に作ることができました。作り方の詳細はインターネットで検索すればいくらでも出てきますが、簡単に言えば、生にんにくを炊飯ジャーに入れて、約2W間蒸すだけです。(途中1~2回上下入れ替えもしますが)これだけで黒ニンニクが完成するのですから、こんな楽な作業はありません。ずぼらな私でも3年以上続いているわけです。
しかし、作ってみて不思議なことがあります。それは同じ釜に入れて同じように蒸しているのに、黒ニンニクによって「味」も「硬さ」も全然違ってくることです。出来栄えが全然違っているのです。
同時に20~30個を蒸すのですが、硬すぎるのもあれば柔らかく丁度良い硬さのものもあります。また、石鹸とまではいきませんが、味が全くしないものもあれば、甘みがありコクのあるものもあります。
毎日、妻と2人で夕食時に1個(ホワイト6片)を半分ずつ食べているのですが、うまい「黒ニンニク」に当たった時には必ず「これは売り物になる」と言って自信を深めています。
同じ釜に入れて、同じように蒸しているのですが、なぜこのように差ができるのでしょうか?
生にんにくの大きさに差があるためか、はたまた釜の中の位置が微妙に違いがあるためか。どうしてこれだけの差が出てくるのかよくわかりません。
ひょっとしたら、にんにくの入れ替えをもっと頻繁に、例えば2~3日ごとにすれば均一な味になるかもしれませんが・・・。
しかし私はそこまでやりません。なぜか?
「黒ニンニク」作り始めたきっかけは、簡単でずぼらな私でもできるということで始めたわけですから。
これからもずぼらでもできるおいしい「黒ニンニク」作りに励んでいきたいと思います。