2022年6月

院長のつぶやき(48):61

 

<人生の3大岐路>

 

おはようございます。

時事ニュースの話題も23か月前とはずいぶん変化しました。以前は、コロナとウクライナがほとんどでしたが、最近ではこれらのニュースは限られ、身近な細かいニュース(火災や事件・事故等)が主に報じられているようです。それだけビックニュースがないということであり、喜ばしいことかもしれません。

 

さて、今月は、「人生の3大岐路」についてつぶやいてみたいと思います。

 

これは、私が高校生の時、数学の先生が教えてくれたものです。先生曰く「人生には3つの大きな岐路がある。それは大学入学と就職と結婚です。それにより人生が大きく変わることになる」と。

それ以来、この3つのことを考えるようになりました。

 

1つ目の大学入学は、大学入試を控えていた時期なのでこのように言ったのでしょうが、大学に限らず上級学校(高校、専門学校等)に置き換えてもいいでしょう。やはり入学する学校により学園生活、学友、教育内容でその人の人生に多大な影響を与えることを考えれば大きな転換点と言えるでしょう。

 

2つ目の就職もその人の人生を決める決定打になるでしょう。特に昔は、終身雇用と年功序列制度が強く、一度就職すれば定年まで勤めあげることが一般的でした。現に私は自衛隊に37年間勤め定年を迎えました。自衛隊精神がたっぷり染込みました。

 

最後の結婚については誰もが認める一大イベントでしょう。どういう伴侶を選ぶかでその後の人生の幸か不幸かを左右するでしょう。

幸い私は、良い妻に恵まれ、幸せな結婚生活をもう40年以上も送ることができています。

 

でも最近では、結婚してもすぐ別れたり、結婚生活が長続きせず離婚することが多くなってきています。私の感覚では結婚した人の1/3は、離婚を経験しているのではないでしょうか?

 

結婚が人生の一大イベントであることには変わりありませんが、結婚生活を続けることが難しくなってきているのでしょうか・・・?

 

高校生の時この「人生の3大岐路」の話を聞いて納得していましたが、でもこれらはすべて入り口の話でそれぞれ出口もあるとも思っています。

 

入学に卒業、就職に退職、結婚に離婚と出口もそれ相応に大きな転換点となります。高校の先生に逆らうつもりはありませんが出口も含めて大きな岐路であると思います。

 

そしてこの「人生の3大岐路」以上に大きな影響を与えるのが「死」ではないかと思います。自分の「死」はもちろんのこと、親、兄弟、配偶者、子供の「死」はどんなことよりも大きな出来事となり、その後の人生に多大な影響を及ぼします。

 

“死んだら終わりです”から