2021年11月
院長のつぶやき(41):11月1日
<衆議院議員総選挙に思う>
おはようございます。新型コロナの新規感染者が激減しています。東京では50人以下が続いており、ピーク時には5,000人を超えていたわけですから1/100以下になったわけです。このまま収束してくれればいいのですが・・・。
今後は、海外旅行者の入国が解禁となり、新たなコロナの侵入をいかに防ぐことができるかが課題となります。水際対策をしっかりやり、第6波を防いでもらいたいと思います。
さて今日は、昨日行われた衆議院議員総選挙についてつぶやいてみたいと思います。
第49回衆議院議員総選挙は、任期途中での解散がなく、珍しく4年の任期満了による総選挙となりました。新政権発足後短期間で、実績もないままの総選挙となり、かつコロナ禍で現政権与党の苦戦が予想され、政権交代があるのかと、それなりに話題のある選挙となりました。
結果は自民党が261議席を確保し、15議席減らしたものの単独過半数を維持しました。選挙まえ政権与党は、目標は、「自公で過半数」と随分低めでした。それだけ危機感は高かったのでしょう。
でも蓋を開けてみれば、国民は政権交代を望まず、(10年前の悪夢の民主党政権の記憶がまだ残っていたのでしょうか・・・?)現政権を信任し、岸田政権に「しっかりした政治をやってもらいたい」と期待していることの表れでしょう。頑張ってもらいたいと思います。
私なりに今回の選挙で感じたことの1つに、「古手の大物議員が淘汰されたな」と言うことです。東京、神奈川、大阪、岩手などの選挙区で大物議員が落選しました。これをどう見ればいいのでしょうか?
私は出身は大分県ですが、大分県民は総選挙において面白い判断をしていました。「大臣になったら落とす」と言うものです。すべてがすべてではありませんが、あの大物が選挙で落ちたなどよくありました。どういうことかと言うと「大臣までなったのだから、議員としてもう十分だろう。次の人へ」と言うことでしょう。(推測)
当時有名な、お年を召したI大臣やA大臣など選挙で「え!」と思うほど落ちていました。大分県民から自然に(?)淘汰されていたというわけです。
今回は大物議員が多数落選していますが、いい意味で全国規模で、新陳代謝が図られたと思います。(落選した議員には申し訳ないですが・・・)
当選された新しい議員さんには、研鑽を積まれ、少しでもより良い日本の未来のために、努力してもらいたいと思います。