2021年7月
院長のつぶやき(37):7月1日
<整体院開業4年目>
おはようございます。新型コロナウィルスの新規感染数が随分と落ち着いてきました。ここ北海道では過去1,000人以上の新規感染者が出た時期もありましたが、この頃は2桁で推移しています。やはりワクチン接種の効果が出始めたのでしょうか?この調子でオリンピックを迎え、このままおさまってくれるといいのですが・・・
さて、今月は表題の通り「整体院開業4年目」を迎えての心境をつぶやいてみたいと思います。
2018年7月に整体院を開業して早3年が過ぎました。月日の経つのは早いものですね。年を取ると時の流れが一段と早く感じます。
ある説によると、時間の速さは、年齢・速度だそうです。
例えば、10才の子供であれば時間の流れは、時速10キロ、歩く程度の速度です。1日は早く過ぎるのに、1年はなかなか経ちません。「早く大人になりたい」と思ったものです。
これが40才だと時速40キロ、車の速度になり、80才だと時速80キロとなり高速道路を走っているようなものです。とにかくどんどん時が過ぎていきます。
どうしてこのように感じるのか私は知りませんが、いろんな人に聞いても皆さん異口同音に「年を取ると1年があっという間に過ぎる」と答えますので、真実に近いものがあろうかと思います。
ところで、「なかみち整体院」を3年前に開業したころ、1つの決心をしていました。それは「最小限3年は続けよう」と。
「石の上にも3年」と言われるように、一旦決心して物事を始めたら、少なくとも3年は続けないとやり始めた甲斐がないし、本質がつかめないと思うからです。
私の経験から言うと、1つは、33年間の自衛隊生活を定年退職し、損害保険会社に勤めました。因果な商売で、被害者と加害者とのけんかをわざわざ取ってきて、示談するような仕事です。よほど向いている人以外は、やりたくない仕事の部類に入るのではないでしょうか。
入社して1年目は、手探りで面談要領を覚え、失敗・反省の繰り返し、毎日妻に愚痴を聞いてもらいました。2年目で少し慣れ、独り立ちできるようになり、3年目からやっと仕事に自信をもって取り組めるようになりました。
また、デイサービスで機能訓練・マッサージを担当することになった時も同じようなものでした。1年目は毎日へとへとになって帰り、「もう仕事を辞めたい」と何回思ったことか。2年経ち、3年目からやっと仕事にも慣れ、通所者からマッサージのご指名をいただけるようになりました。新しい仕事に取り組むということは、このように最小限3年はかかるものだと実感しています。
整体院開業から4年目に突入し、開業当初の1つの目標は達成したことになりますが、3年過ぎてすぐに「はい!おしまい」というわけにはいきません。
このところお客様(患者様)もほぼ定着し、施術も自信をもってやれるようになってきました。あとどれぐらいやれるかわかりませんが、引き続き向上心を持って技を磨きながら、私の持っている技術が少しでも周りの人に役立てるよう努めていきたいと思っています。
これが4年目に突入した今の心境です。今後とも引き続きよろしくお願いします。