2020年8月
院長のつぶやき(26):8月1日
<孫の意義>
おはようございます。新型コロナウイルス感染が収まりません。いったいどうなるのでしょうか?ワクチンと治療薬が開発されるまではこの状態が続くのでしょうか?本当に嫌になります。
さて今日は、『孫』についてつぶやいてみたいと思います。
現在私は、中学生を筆頭に男2人、女3人の5人の孫がいます。いずれもかわいい孫たちです。昔から孫は「育てる責任がないからかわいい」、「お祖母ちゃん子の三文安」など言われておりますが、この孫たちについて考えてみましょう。
孫が生まれたことにどんな意義があるのでしょうか?
私の人生の目的の1つに「子孫を残すこと」があります。結婚をして、子供を産んで(産んだのは妻ですが)、育てていくことが人生、いや生まれてきた本来の目的ではないかと考えています。
考えてもみてください。今、全世界に約70億人以上の人が生きています。この世界中の人達の誰もが子供を産まなかったらどうなるでしょうか?
答えはわかりきっています。人類は滅びます。現在生きている人を殺すことなく人類を滅亡させることができます。(もちろん何らかの理由で子供ができない人、主義として子供を産まない人もいることは承知しています。一般論として申し上げればです)
自分が生まれてきたのは、人類を滅ぼすことなく次の世代へ生命をつないでいくことにあると思っています。このことこそが私が生まれてきた所以だと思っています。
では子供を産んだだけで使命を達成したと言えるでしょうか?人生の目的を果たしたと言えるでしょうか?
それだけでは否です。
なぜかと言えば、自分の産んだ子が次の世代に子孫を継げることができるかどうかは、産んだだけでは判らないからです。次の世代に確実に継いだことを確認する必要があるからです。
確実に次の世代の子を産んでくれたこと、つまり孫が生まれたことを確認出来て初めて自分の使命を達成できたと言えます。(その次以降は、子供に任せればよいのです。)ここに孫の存在意義があります。
つまり孫とは自分の使命達成を証明してくれる存在なのです。
孫とたまに会うときは川柳でいう「来てうれしい、帰ってうれしい」孫たちですが、自分が果たすべき使命と存在意義を証明してくれた孫たちですので可愛がらない訳がありません。(疲れますが)
今度またいつ会えるかな・・・?